2007/09/22 キノコ狩り 1/3

毎度おなじみ(といっても記事にするのは二度目ですが)キノコ狩りです。


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001.002.



今年(2007年)は各地で猛暑日の最長記録が出て夏が長引き、
台風が少なく、秋梅雨にもなかなか入らず、キノコのコンディションは良くなかったです。

1〜2週間後の方がましだったでしょうが、
次の土日は雨でしたし、その次の週は用事があっていけませんから、
この日を選んで正解でした。

2005年の記事にも書きましたが、
採れないときは歩き回る時間の方が多くて疲れます。
採れ過ぎて荷物が重いときも疲れますが、そのときは途中で切り上げればいいだけですから。
気分もいいですし、顔がにやけて文句を言う気にもなりません。



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003.

シロヌメリイグチ Suillus laricinus
イグチ科ヌメリイグチ属

何故か山道脇の草むらの中などに好んで生えます。
山道を歩きながら脇をよ〜っく眺めていると結構採れたりします。

次ページと2005/09/17 キノコ狩り 2/2参照



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004.

ハナイグチ Suillus grevillei
イグチ科ヌメリイグチ属

このキノコも割と開けたところを好む傾向があり、山道脇で採れる確率が高いです。

次ページと2005/09/17 キノコ狩り 2/2参照



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005.

タマゴタケ Amanita hemibapha
テングタケ科テングタケ属

絵になりやすいキノコなのでしょっちゅう写真に撮ってます。

このキノコと間違えやすい毒キノコというとベニテングタケですが、
ベニテングタケは通常傘の表面に白いいぼが散在しています。
いぼが脱落していることもありますが、
成長したタマゴタケには傘の表面に放射状の条線が顕著に現れるので容易に区別できます。
成長しきらないうちでも、タマゴタケの根元にははっきりとした袋状の壷があり、
ベニテングタケの根元は膨らんでいて壷の痕跡はありますが袋状にはなりません。
そして、一番はっきりしているのは、タマゴタケは茎の表面に橙黄色のかすり模様があり、
傘の裏のひだが黄色です。
ベニテングタケは茎、ひだともに真っ白なので間違いようがありません。

次ページと2005/09/17 キノコ狩り 2/2参照



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006.

三人で採った分です。
種類も少ないですしちょっと物足りないです。
2005年の時よりかはましですが、あの時は事情が違いましたから。



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007.

ヤマトリカブト Aconitum japonicum var. montanum
キンポウゲ科トリカブト属

似た仲間が多いですが、葉の特徴や花梗の特徴からおそらくこれ。



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008.

イヌヤマハッカ Rabdosia umbrosa
シソ科ヤマハッカ属

ブナ帯を中心とした山地に見られるそうです。
近縁のヤマハッカは上弁に斑点があります。



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009.010.

フジアザミ Cirsium purpuratum
キク科アザミ属

本州中部の亜高山帯に自生します。




2/3へ続く




001.002.
D70s 
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di
PLフィルター

005.006.
D70s 
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di

003.004.007〜010.
PowerShot G6



更新 2007/10/28 TB:ちゃれんじゃー のひとりごと トリカブト
    2007/11/08 TB:ちゃれんじゃー のひとりごと アキチョウジかな
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011.

自分の割り当てです。
2005年の分より少し多いです。


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012.

ホンシメジ Lyophyllum shimeji
キシメジ科シメジ属

わずかしか採れませんでした。

2005年の記事をご参照下さい。


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013.

カクミノシメジ Lyophyllum sykosporum
キシメジ科シメジ属

左はホンシメジです。
ちょっと似ていますが、カクミノシメジの方がややくすんだ色をしており、
手で触れた部分が少し黒ずんできます。

味はくせがなく割と美味しいですが、
旨味はホンシメジにはかないません。

ちなみに「角実」とは、胞子を検鏡すると角張った形をしているからだそうです。
比較的最近つけられた名前なんですかね?
種小名の"sykosporum"も、ギリシャ語のイチジク"sykon"と胞子"sporum"をつなげたもので、
「イチジク形の胞子」という意味だそうです。

ホウキタケの仲間と生態的に関係を持つといわれています。
シロソウメンタケが群生する近くでカクミノシメジが群生しているのを見たことがあります。


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014.

ホテイシメジ Clitocybe clavipes
キシメジ科カヤタケ属

じょうご型で、傘の表面が灰褐色です。
体内でアルコールを分解する酵素を阻害する成分コプリンを含んでおり、
飲酒と共に食すと有害なアセトアルデヒドが蓄積されて悪酔いします。
我が家は飲酒の習慣がないので問題ありません。
甘い香りのする美味しいキノコです。

普段はこれではなく、淡黄褐色で茎の細いホテイダマシがたくさん採れるのですが、
こちらは中毒の心配はないそうです。
やはり美味しいので、たくさん採れるとうれしいキノコです。


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015.

オニナラタケ Armillaria ostoyae
キシメジ科ナラタケ属

左はナラタケの黄色いタイプです。

オニナラタケは赤褐色で大型です。
針葉樹林帯に多く、比較的遅い時期によく見かけます。

ナラタケについては2005年の記事をご参照下さい。


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016.

タマゴタケ Amanita hemibapha
テングタケ科テングタケ属

成長が早くやわらかいキノコなので、生での保存がききません。
早めにやっつけた方がいいです。

前ページと、2005年の記事をご参照下さい。


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017.

チャナメツムタケ Pholiota lubrica
モエギタケ科スギタケ属

オニナラタケと同じ時期に同じようなところでよく採れます。

2005年の記事をご参照下さい。


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018.

ハナイグチ Suillus grevillei
イグチ科ヌメリイグチ属

色の変異があります。

前ページと、2005年の記事をご参照下さい。


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019.

シロヌメリイグチ Suillus laricinus
イグチ科ヌメリイグチ属

前ページと、2005年の記事をご参照下さい。


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020.

ワタゲヌメリイグチ Suillus tomentosus
イグチ科ヌメリイグチ属

傘の表面は黄褐色でささくれだっており、
管孔が黄色く、小〜中型です。
今まであまり見かけなかったのですが、今回は目につきました。

私はよく知らなかったので籠に入れませんでしたが、
仲間が知っていて採っていたので分けてもらいました。
味はアミタケに似た感じの美味しいキノコです。
煮汁がちょっと黒くなります。


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021.

ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus
イグチ科ヤマドリタケ属

以前は、ヨーロッパ産のヤマドリタケ Boletus edulis と同種だと思われていましたが、
その後別種として分けられ、モドキの名前が付けられてしまいました。
ヤマドリタケの仲間はイタリア語で「ポルチーニ」、フランス語で「セップ」、ドイツ語で「シュタインピルツ」と呼ばれ、
高級食材としてもてはやされています。
日本にも乾燥品やビン詰め、一部は生のままで輸入されています。
やはりヤマドリタケモドキも遜色ない食味をもったキノコです。


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022.

アイタケ Russula virescens
ベニタケ科ベニタケ属

表面が緑色をした中〜大型のキノコです。
緑色のベニタケ類には他にクサイロハツがあるのですが、
アイタケの傘の表面にはまだら模様があるので区別できます。
画像はピンボケ+ブレ+露出アンダーでわかりにくいです。

もろくて壊れやすいです。
味は淡白で、まあまあといったところです。

2005年の記事をご参照下さい。


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023.

アカモミタケ Lactarius laeticolorus
ベニタケ科チチタケ属

2005年の記事をご参照下さい。


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024.

今年もキノコご飯にしていただきました。


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025.

クロカワ Boletopsis leucomelas
イボタケ科クロカワ属

2005年の記事をご参照下さい。



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撮影はすべて、
D70s 
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di



更新 2008/10/12 リンク修正


タグ:キノコ狩り
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